2008年09月15日

ブックスルネッサンス浅利さんインタビュー

地球感謝祭では、7つのコーナーがある。
そのひとつが街コミュニティコーナーである。
そのコーナーリーダーを任されているのが、
ブックスルネッサンスの浅利さんである。


早稲田の街には、多くの古書店が立ち並ぶ。
古書店では古書の収集家の客も来店することが多い。
その中で南門通りにあるブックスルネッサンスは、
一般の方への敷居が低い本も多く取り扱う。

店主の浅利さんの配慮が、店にちりばめられている。

棚に並んである本についてもそのひとつ。
例えば村上春樹。
村上春樹と一緒に読んでほしい本を周囲に並べて陳列することもあるという。
いわば連関性を持った棚作りも行っている。

「棚作りには悩みの連続だね。この本をここに並べたという心意気を感じ取っていただければ良いのだけど、全てのお客様が汲み取ってくれるわけではないから、陳列が単におかしいって思われてしまうこともある。まあ、お客様にこうしてほしいというのはおこがましいことでもあるんだけどね。」

棚ひとつにおいても、何かしらの意図が反映されていると思うと
次回お店に行くとき、少し楽しみになる。



学生街における本屋は、客である学生は嗜好性の変化が激しい上に、
学生は4年で街を去ってゆく。
学生のニーズをつかんだと思うころには、学生はもう卒業してしまう。
本屋とは客である学生とのコミュニケーションが求められる世界だ。

更に現在、学生は本を読まなくなってきているという。
市場としては更に厳しい。
「まずは、しっかりと利益を上げることが何より大切」と浅利さんは言う。

そんな本を読まなくなった学生に対しては、
「毎日毎日本を読まなくても良いと思う。映画も行ったり、遊んだり、
 でもその中で何冊かで良いから本を手にとって見ることも良いんじゃないかな」

「でも、」
「ライフスタイルの提案といったらおこがましいんだけどね」と浅利さんは言う。
しかし、そんな文化的なライフスタイルも悪くない。と筆者は思う。

本は買う人のアイデンティティが反映される。
そんな本を扱う古書店ならではの一言なのだろう。

ブックスルネッサンスは
早稲田通りと早稲田大学の大隈講堂の間にある南門通りにある。
地球感謝祭でも出展するので当日は是非足を止めてみてほしい。


(宮本智則)
posted by 宮本 at 10:58| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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